ワクチンは危険?

いまだに、ワクチンは危険だから受けるべきでないという人たちがいます。小児科医の中にもおられることは事実です。確かに、ワクチン接種によって脳炎などの重い病気になり後遺症状に苦しむ方がおられます。

しかし、たとえばマシンワクチン接種をやめると、マシン脳炎、肺炎は一挙に増えることは確実です。麻疹で死亡する子供も年間数百人となるでしょう。

昭和49年、百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)による死亡者があり、ワクチン接種を中止したところ、百日咳に罹患する子供が急増しました。それまで年間2~6人程度だったのが、年間20人から41人も死亡することになりました。死亡しなくても、百日咳脳症で後遺症を残した子供も多数います。

ワクチンによる副作用は減らさなければなりませんが、接種をやめると犠牲者が増えることは確実です。その後百日咳ワクチンは改良され、以後死亡者はなくなりました。現在のジフテリア・百日咳・破傷風ワクチンは非常に安全なワクチンです。怖がらずに受けた方がよいと思います。

予防接種法に決められたワクチンはおすすめで、受けておいた方がよい。

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