新型インフルエンザワクチン予約、12月2日午前9時再開  2009.11.27

 ようやく新型インフルエンザワクチンの入荷量が決まりました。当院での、今回の対象者は(1)1歳から小学校3年生まで、(2)小学校4年生から中学生までで、喘息などの基礎疾患のある方です。
 受付は、12月2日午前9時からです。9時までは受付いたしません。ご了承ください。ワクチン供給は数量が限られています。全ての方の接種をお受けすることはできません。ご了承くださいますようお願いします。今後もワクチンの供給はあります。

追記 今回の対象に1歳未満のこどもの母親を対象にしていましたが、保健センターに問い合わせたところ当方の誤りであることが分かったので削除しました。電話の問い合わせに対して接種できると返答した方がありますが、申し訳ありませんが今回は対象ではありません。次回の対象になるまでお待ちください。1歳未満の母親が対象になるのは今のところ1月からです。誠に申し訳ありません。

新型インフルエンザワクチンの供給量は圧倒的に少ない  2009.11.12

現在、ようやく新型インフルエンザワクチンの接種が始まったところです。しかし、接種希望者に比して供給量は圧倒的に少ないのが現状です。11月16日までに和歌山県に供給されるワクチン量は28976人分です。和歌山県の人口約100万人に対して供給される量です。100人に対して約3人分しか供給されていません。多くの方が早くワクチンを接種したいのは当然ですがこの供給量では多くの方の期待に応えることはできません。
 いろいろな情報から今にも接種できるとお考えになることと思いますが、実情はあまりにも供給量が少ないため期待にお応え出来ないことをご了承ください。
 次回供給量(11月下旬)は、20680人分です。合計で100人に5人分です。しかも、そのうち約15000人分は10mlバイアルで供給されます。これは1日以内に使用しなければならず、24時間を超えると廃棄しなければなりません。このようなロスがあるのでさらに接種可能人数は少なくなります。
  供給量が増えるまでお待ちください。
 新型インフルエンザ患者の多くはむしろ軽症です。幸い和歌山県では死亡者はひとりもいません。安静と栄養、予防が肝要かと思います。

新型インフルエンザワクチン接種ついて    2009.10.29

 新型インフルエンザワクチンの接種が始まります。ご承知のように、新型インフルエンザワクチンは供給量が少なく、接種対象者を制限して始めなければなりません。
 11月10日(火)から、基礎疾患のある1歳から小学校3年生までを対象にはじめます。当院では、気管支喘息患者の中、過去1年間に当院にて継続的に気管支喘息の治療を受けている患者さんに限らせて頂きます。年に1、2回程度の喘息発作の方は、より重症の方にお譲りください。当院に供給されるワクチン数が少ないためです。
 該当すると思われる方は、受付にお訊ねください。
 なお、幼児(1歳ー就学前)は12月中旬、小学校1-3年は12月下旬、小学校4-6年・中学生は1月初めからの接種が予定されています。
 最近インフルエンザに罹患した方は今年度は新型インフルエンザワクチンの接種は不要です。現在和歌山市周辺で流行中のインフルエンザは99%新型インフルエンザです。今のところ、当院で診た患者さんで重症化した方はおられません。
 詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。

季節性インフルエンザワクチン入荷  2009.10.3

 漸く季節性インフルエンザワクチンが入荷しました。10月5日からワクチン接種の受付を開始します。新型インフルエンザワクチン製造のため、季節性インフルエンザワクチンの製造が遅れご迷惑をおかけしました。なお季節性インフルエンザワクチンは例年の7割くらいしか入荷しないとのことです。申し訳ありませんが、高校生以上の方のワクチン接種は当院ではできませんのでご了承ください。
 新型インフルエンザワクチンは、厚生労働省から接種スケジュールが発表されました。それによると、妊婦、喘息・糖尿病など持病のある人が優先され、幼児・学童の接種は12月中旬頃からになるようです。
 季節性インフルエンザワクチンを早急に受けておいた方が、新型インフルエンザワクチンを受ける日程に余裕が持てると思います。
  季節性も新型もインフルエンザワクチンは、日本製のものは効果は4割から良くて7割くらいです。外国製の新型インフルエンザワクチンは製造法が異なるため、効果も副作用も異なると思われます。
 インフルエンザワクチンは接種しても罹る人がいます。重症化を防ぐと言われていますが、接種した人でも重症になる人がいます。
 インフルエンザにかからないように、うがい、手洗い、マスクをしっかりして、人混みに行かず、睡眠・栄養を十分に摂ることが重要です。休日あけの診療所は混雑しますから、やむを得ない場合以外避ける方がよいと思います。

新型インフルエンザ流行に思う  2009.9.26

 新型インフルエンザが流行して騒然としている。その割に当院で診断するインフルエンザ患者は多くない。インフルエンザ検査キットを使っての検査は多いのだが、陰性が圧倒的に多い。大阪などの都市部では流行っているようだが従来の流行期ほどではないと思う。
 新型インフルエンザは恐ろしいと思われているのでしょうが、従来型に比して肺炎や脳症が多いのかどうかははっきりしない。今は話題になっていてマスコミが盛んに取り上げるので余計に恐れられている。
 やはり冷静に反応したいものだ。流行地に行ってない、家族に発病者がいない、子どものクラスや友人に患者がいなければ、インフルエンザの可能性はないのだから、あわてて検査をしても痛いだけ損だ。
 学会やマスコミなどが、抗インフルエンザ薬の早期投与を盛んに言っているが重症者の報告を読んでいると、抗インフルエンザ薬の投与の有無にかかわらず重症者がいることがわかる。水うがい・マスク・手洗いをすること、何より、栄養と睡眠をしっかり取って、流行地に近寄らないことなどが重要だと思う。罹っても、殆どの人は軽症に済んでいるのだから、安静・栄養・睡眠を十分にとって、解熱剤を使わずにいることが肝要だ。解熱剤は病気を長引かせるし、脳症を悪化させ死亡率を上げることが分かっている。頭や脇下などを冷やすのはよい。

福岡・日本脳炎注意呼び掛け 検査対象ブタの全頭からウイルス  2009.8.15

 福岡県保健衛生課は14日、太宰府市で行ったブタの血液定期検査(12日)で、対象の10頭すべてから日本脳炎ウイルスが確認されたと発表した。感染防止策など、注意を呼び掛けている。調査したブタの半数以上の感染が確認された約2週間後に、日本脳炎の患者が発生するケースもあるという。
 同課は「過労を避け蚊に刺されないようすると共に、水たまりの除去など蚊が発生しにくい環境を作って」と呼び掛けている。
註:毎年、豚の日本脳炎ウイルス抗体が調査され、豚での感染が報告されています。日本脳炎は発症する人は少ないが発病者はいます。発病すると対症療法しかなく、後遺症が残ったり、亡くなったりします。

当院の感染対策について   2009.8.25

▼換気扇  待合いの西側(道路側)と、北側に5個付けています。一方向に空気が流れる方が換気が        有効になります。
▼空気清浄機 診察室と待合いに設置しました。
▼手指消毒液 待合いにおいています。
▼電話予約  電話予約になってから、院内感染と思われる事例が減少しました。院内で待っている時間が短くなり、待ち会う人の数が減ったからと思われます。
□感染予防に手洗いとマスクが強調されていますが、手洗いは流水と普通の石けんで丁寧に洗うことが基本です。消毒液を過信してはいけません。アルコールで十分でしょう。
マスクはWHO(世界保険機構)が否定的な意見を出しているようにそれほど効果はありません。感染している人が着用すれば、菌の排出を減らすことが出来ます(咳エチケット)。

新日本脳炎ワクチン(細胞培養日本脳炎ワクチン)認可  2009.6

 細胞培養日本脳炎ワクチン「ジェービックV」が漸く認可された。
 旧日本脳炎ワクチンは、猿の脳を使用していたため急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の発症と関連があるのではないかという指摘があり、厚労省の指導によって「接種勧奨の差し控え」になっていた。
 新ワクチンは、猿の腎臓細胞を培養して制作しているので、ADEMの発症が減るのではないかと期待されている。
 ADEMという病気は、ワクチン接種とは関係なく発症することがあり、又、他のワクチンでも発症することが知られている。新日本脳炎ワクチンでADEMの発症が減るか否かは不明である。ADEMは旧日本脳炎ワクチンでも、100万回から200万回接種に一人発症するというまれな病気であるから、新ワクチンでも少なくとも200万回接種しなければ分からないということだ。
 新ワクチンは今のところ、供給量が少なく、事前に申し込みをしないと入荷しないので希望の方はかかりつけ医に申し込みしなければなりません。
 今のところ新ワクチンはⅠ期のみに適用され、Ⅱ期には使用できません。Ⅱ期は旧ワクチンで接種可能です。

豚インフルエンザウィルスが人に感染か 2009.4.26

 世界保健機関(WHO)は24日、メキシコと米国で、最近数週間に豚インフルエンザの人への感染が相次ぎ1000人以上が発病、メキシコ市周辺で約60人が死亡した疑いがあることを明らかにした。
   今回、米国で確認されたウイルスはH1N1型亜型。日本で流行しているソ連型インフルエンザウィルスもH1NIだが、異なる株だという。
   東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は、H1N1型は人の間でも流行しているウイルスだが、豚と人では微妙に違い、「メキシコでウイルスが人から人に感染して、米国に広まったとしたら、世界的な大流行に発展する恐れもある」と指摘する。
 アジアを中心に人間に感染が広がっているのは、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスで、豚ウイルス自体の変異を想定したワクチンは用意されていない。
 オセルタミビル(タミフル)とザナミビル(リレンザ)は有効とのことである。インフルエンザで重症化するのは細菌性肺炎になるからであり、日本のように医療制度が整備されているところでは死亡率は高くないと思われる。

ヒブワクチン供給体制について

 発売以降、受注数は予想をはるかに超え、現状のままでは2009年2月より、全ての需要に見合う供給数量は確保できないようです。従って、2月の納品分より1診療所3例分、1病院10例分しか納品できないとのことです。
 申し訳ありませんが、当分の間、予約をいただいてもワクチン接種できるまで、かなり長期間待っていただかねばなりません。なにとぞご了承くださいますようお願い致します。