プレベナー・ヒブワクチンの接種・同時接種について  2011.3.30

 厚生労働省の検討会は、4月1日から、プレベナー・ヒブワクチンの接種および同時接種を認めるとのことです。「接種と死亡との間に明確な因果関係は認められない」からという理由です。最終の判断は3月31日になされるようです。
 私の印象では、三種混合ワクチン・プレベナー・ヒブを同時接種された子どもは泣き疲れてぐったりしている印象です。積極的な因果関係がなくても、短期間に7人も死亡したということは今までに聞いたことがありません。偶然とは言い難い。
 面倒でも1週間間隔でやればすむことです。当面は、同時接種は控えておいた方が無難ではないでしょうか。
 インフルエンザ髄膜炎菌、肺炎球菌感染は多くは集団生活で感染するのですから、集団生活に入る前に受ければいい。幼稚園・保育園に通園している兄姉が居る場合は兄姉から感染してしまうので、早めに受けた方がいいが、慌てることはない。

日本脳炎ワクチンⅡ期接種可能になりました 2010.8.29

Ⅱ期乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが接種可能になりました。対象は9歳から13歳未満です。
 なお、Ⅰ期対象者であったが、勧奨中止のため接種を受けなかった方も、9歳から13歳未満の間に、受けなかったⅠ期の接種を受けることができるようになりました。

ビタミンK不投与で乳児死亡・・・山口市の助産師訴えられる  2010.7.12

 山口市の助産師が、出産を担当した女児に、ビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、生後2ヶ月でビタミンK欠乏性出血症のため死亡した。母親は助産師を相手取り、5640万円の損害賠償訴訟を起こした。
 新生児や乳児は血液凝固を補助するビタミンK不足になりやすく、厚労省は出生直後と生後1週、同1ヶ月の計3回、ビタミンKを経口投与するよう指導している。特に、母乳育児ではビタミンK欠乏症になりやすいので、必ず投与しなければいけない。
 かつては、ビタミンK欠乏による新生児・乳児の頭蓋内出血がしばしばみられた。後遺症は重篤で、時に死亡することもあった。
 助産師は、ビタミンKを与えず、「植物や鉱物などを希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの」を与え、3回目の投与の時に母親に説明していた。

新型細胞培養日本脳炎ワクチン接種状況  2010.7.5

 新型細胞培養日本脳炎ワクチンの接種が開始されて、受ける人が多くなっています。
今のところ、発熱や注射部位の腫れ、発赤の他には重い副作用の人はいません。チメロサールも含有していません。お勧め対象年齢は3歳から7歳半までです。
 Ⅰ期初回と追加接種は対象ですが、Ⅱ期は未だ認可されていません。間もなく認可されると思います。市報、学校からのお知らせなどに注目していてください。
 旧型日本脳炎ワクチンの接種勧奨中止によって受けられなかった人への公費での接種は検討されているようですが、今のところ不明です。

プレベナー(肺炎球菌ワクチン)について  2010.4.12

 プレベナー(PCV7)肺炎球菌ワクチンが日本でも認可され、接種可能になりました。PCV7は日本では、肺炎球菌髄膜炎の76.1%を予防することができるということです。日本とアメリカでは、肺炎球菌の流行株に違いがあるから、アメリカにおけるよりも予防率はやや低い。副反応は発熱、注射局所の発赤・硬結などで、重症の副反応は少ないようです。
   日本での髄膜炎の頻度は、インフルエンザ菌(ヒブ)髄膜炎 46%、肺炎球菌髄膜炎 14%、その他40%とのことです。                                   
 インフルエンザ菌も肺炎球菌も耐性菌による髄膜炎が増加しているので、受けておいた方がよいと思います。残念ですが、これらのワクチンは任意接種で、自己負担でしか受けられません。
   プレベナー(PCV7)ワクチンはアメリカでは接種料7500円程度と日本よりかなり安いようです。日本での薬価が高いため接種料が高いのです。
 プレベナー(PCV13)がアメリカで治験中。肺炎球菌髄膜炎予防率は向上するが、より高価になります。接種料はアメリカで9300円程度らしい。日本では、もっと高額になると思います。

13歳、18歳 はしか風疹混合ワクチン 対象者は3月中に接種を 2010.3.11 

▼3月で期限切れ                                                                     13歳、18歳全員が対象のはしか風疹ワクチンの追加接種について、厚生労働省は10日、専門家らによる対策会議を開き、未接種者は費用が公費で賄われる3月中に接種を受けるよう呼び掛けた。座長の加藤達夫(かとう・たつお)国立成育医療センター総長は「残り数週間での精力的な接種の勧奨が必要だ」と述べた。
 2009年度のワクチン接種率は、昨年末時点で13歳が全国平均で65・8%、18歳が56・6%といずれも目標の95%に達せず低迷。都市部での低調さが目立っている。
▼はしかは肺炎や脳炎で死亡することも                                                  はしか感染が原因で、意識がなくなり運動機能に重い障害が出る亜急性硬化性全脳炎(SSPE)になった長男を1月に亡くした畑秀二(はた・しゅうじ)さんも会議に出席。
 「SSPEで死んでいった子どもは、日本からはしかがなくなることに貢献し、啓蒙(けいもう)の一端になったなら、生きた意味があると言える。年間を通じて対策に取り組んでいれば、もっと接種率は上がったのではないか。集団接種など全国的な広がりを期待する」と指摘した。
 厚労省は08年度から5年間の時限措置として、13歳と18歳全員を対象にはしか、風疹(ふうしん)ワクチンの追加接種を実施。12年までにはしかの国内流行をゼロにするよう目指している。

旧型日本脳炎ワクチンの使用期限1月19日  2010.1.5

 日本脳炎ワクチンⅠ期初回を旧型ワクチンですました人は、Ⅰ期追加やⅡ期日本脳炎ワクチンを旧型ワクチンで受けなければなりません(厚生労働省通達による)。その旧型ワクチンの有効期限が1月19日です。このワクチンの他に旧型ワクチンの在庫はありません。
 旧型日本脳炎ワクチンでないと受けられない方は1月19日までに日本脳炎ワクチンをすませましょう。
 新型乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンでの日本脳炎2期接種は未だ認可されていません。

小学校高学年・中学生・高校生の新型インフルエンザワクチン接種を開始します     2009.12.18

 小学校4年生から6年生は1月5日(火)から、中学生・高校生は1月8日(金)から、1歳未満の乳児の保護者は12月28日(月)からです。中学生・高校生は1回の接種で免疫が十分出来ることが分かり、接種は1回です。ただし、13歳未満の中学生は2回接種が必要です。

 受付は、12月21日(月)午前9時からです。9時以前には受付いたしません。ご了承ください。
 和歌山市医師会は、24日(木)、26日(土)中央保健所にて1歳から小学校3年生までの集団接種を行います。問い合わせは、和歌山市医師会、中央保健所へ。それぞれのホームページなどをご利用ください。

新型インフルエンザワクチン予約再開のお知らせ 2009.12.12

 ワクチン供給が決まりました。今回も対象者は前回と同じで(1)1歳から小学校3年生まで、(2)小学校4年生から中学生までで、喘息などの基礎疾患のある方です。
  受付は、12月14日(月)午前9時から開始します。9時以前には受付いたしません。ご了承お願いいたします。既に当院にご予約の方は新たに予約する必要はありません。
 年内にワクチン接種2回目を受けられない人が多いので、23日(祝日)、27日(日)も午前10時から午後1時まで新型インフルエンザワクチンのみの接種を行います。昼休みのワクチン接種も増やしました。ご希望の方は受付にご相談ください。
 和歌山市では、中央保健所での集団接種も行います。対象は1歳から小学校3年生までで、初回接種の方のみ。詳しくは保健所にお尋ねください。

今回の新型インフルエンザワクチン接種予約は終了  2009.12.2

 今回の新型インフルエンザワクチン接種の予約は終了いたしました。
  次回の接種開始は今年度中にある予定です。
 予約の方が全員受けるわけではありません。以後はキャンセル待ちになります。キャンセル待ちでもよい方は受付に申し込んでください。