すぐに救急受診が必要なのは、
(1)40℃以上の発熱、(2)意識障害、(3)10分以上の痙攣、(4)4、5回以上の嘔吐で水分も飲めない、(5)顔色不良(顔面蒼白)、(6)全身の発疹、(7)呼吸困難といった症状が認められる場合です。
特に、2つ以上の症状がある場合は救急受診が必要です。
また、これら以外のケースでも心配であれば小児科や急患センターなどを受診しましょう。 発熱の場合には“何の病気か”とあれこれ考えるよりも、発熱以外の症状の有無をきちんと見極めることの方が重要です。
すぐに救急受診が必要なのは、
(1)40℃以上の発熱、(2)意識障害、(3)10分以上の痙攣、(4)4、5回以上の嘔吐で水分も飲めない、(5)顔色不良(顔面蒼白)、(6)全身の発疹、(7)呼吸困難といった症状が認められる場合です。
特に、2つ以上の症状がある場合は救急受診が必要です。
また、これら以外のケースでも心配であれば小児科や急患センターなどを受診しましょう。 発熱の場合には“何の病気か”とあれこれ考えるよりも、発熱以外の症状の有無をきちんと見極めることの方が重要です。
3ヶ月未満児の発熱は早めに受診
3ヶ月未満の赤ちゃんで38℃以上の熱があれば、受診が必要です。乳児でかぜの症状が2日ほど続いたら早めに受診しましょう。
呼吸困難は救急受診
苦しそうで呼吸が速い、ぐったりしていて顔色が悪いなどの場合は、夜中でも急いで受診しましょう。
かぜ症状だけなら診療時間内受診
せきや鼻水が出てきげんが悪い、食欲がない、発熱した、などの症状であれば診療時間内にみてもらいましょう。
せきや鼻水が出ても、きげんがよく食欲もあれば様子を見ていてもよいでしょう。
熱さましは、医師の指示で使いましょう。できるだけ冷やすだけの方がよい。
妊婦はたばこを吸わないように、
妊婦が喫煙すると胎児にニコチンが移行し、胎児の血管が収縮し、血流が減少します。酸素や栄養の供給が低下します。また、高濃度の一酸化炭素が胎児に移行し胎児は低酸素状態となります。発ガン物質(ダイオキシンやベンツピレンなど)が胎児へ移行します。
その結果、低出生体重(平均200g減少)、早産・死産の増加、睡眠時無呼吸、乳幼児突然死症候群(SIDS)の増加、発達遅滞、先天異常、白血病、脳室内出血・脳性麻痺の増加など、多くの有害作用が報告されています。
妊婦が吸わなくても、家族の誰かが喫煙すると受動喫煙により胎児に様々な健康被害が生ずることも分かっています。
喫煙ママは母乳を与えてよいか
結論は、母乳を飲ました方がよい。母乳中に含まれるニコチンや一酸化炭素、発ガン物質を摂取することによるマイナスよりも、母乳を与えることによって得られる利益の方が高いと考えられています。人工乳にするとかえって乳幼児突然死症候群(SIDS)が増えてしまいます。喫煙しながら、人工乳を与えるのは最悪のパターンです。
子どもの居るところで喫煙しないように
ただし、家族の喫煙は子どもに受動喫煙をさせないように計らわなくてはなりません。ニコチンの入った母乳より、受動喫煙の方が有害だからです。もちろん、たばこを止めるのが最もよい。たばこを止めるには、ニコチンパッチを使うのがよい。和歌山には、禁煙外来をする先生が沢山います。
37.4度で保育園早退!?
37.4度までは発熱とは言いません。これは小児科医の常識です。たとえば、予防接種の時、37.4度までは他に異常がなければ予防接種ができます。これは厚生労働省が認めた公式見解です。37.4度以下で保育園を早退させるなど非常識です。
37.5度から37.9度までは微熱と考えています。微熱ということはこの体温では様子を見るということです。次に測ったとき37.4度以下なら、そのまま様子を見てよいと思います。
従って、37.4度以下なら子どもの様子を見るだけでよいし、37.9度以下なら心配ないと子どもに告げて、しばらくしてもう一度体温を測ればいい。早くから病気じゃないかとか心配するようなことを子どもにいわないほうがいいでしょう。
38度以上は発熱
38度以上の場合は、家から外に出さないようにして静かにしているのがいいと思います。他に異常がなく、元気で、食欲もあれば、そのまま様子を見るのがいい。多くはカゼですから、病院に行っても冷やして下さいと言われるだけです。ウイルス性のカゼにマイシンは効きませんから。3日以上発熱が続けば受診が必要です。
39度を超えたら、心配な様子があれば救急受診する方がよいでしょう。
解熱剤は病気を悪くする
解熱剤(熱さまし)は、免疫力を落とし、病気を治りにくくします。できるだけ使わない方がよい。強力な熱さまし(非ステロイド系)は、病気を悪化させます。たとえば、インフルエンザ脳症に非ステロイド系解熱剤を使うと、死亡率が14倍にもなります。
高熱だけで脳障害を来すことは普通はありません。脳障害を来すのは、高熱の原因が髄膜炎や、脳症・脳炎であることがあるからです。高熱で脳障害を来すなら、インフルエンザ流行の後は脳障害者がいっぱいいることになるでしょう。
最近、むし歯を作らず、むしろ予防してくれるということでテレビなどの宣伝とそれを使ったキシリトールの製品が店頭にぞくぞくと登場しています。 “子どもを甘党にしない”ことが重要です。何でも食べられる子どもに育てましょう。キシリトールなどの甘み料を常用しないで良いのです。
キシリトールにもカロリーがある
低カロリーのものでも多量にとれば高カロリーになってしまいます。食前に与えれば食欲がなくなります。
糖アルコール(キシリトールなど)を一度に多量にとれば下痢することがある。便秘の子にはよいかもしれない。薬ではないから安心です。
キシリトールなどは料金が割高です。その上、砂糖などむし歯を発生させる甘み料が混ぜてあるものがあります。
キシリトールは確かに虫歯になりにくいですが、虫歯にならないということではありません。しかし甘味料なので、甘い物好きになるので多量に与えることはよくありません。
表示をしっかり見よう。
オリゴ糖、キシリトール入りなど書かれていても、表示には蔗糖(砂糖)なども書かれていることが多いので注意して下さい。砂糖入りは買わないようにしましょう。
バイオ食品とは新しいバイオテクノロジーによって作られた遺伝子組み換え食品のことです。ウィルス病抵抗性、害虫抵抗性、除草剤抵抗性等が遺伝子操作によって付与された食品が市場に出まわるようになりました。
予期されない毒性
遺伝子組み換え食品が安全かどうかが問題です。アレルギーを起こすのではないか、有害成分ができるのではないか、新しく毒性ができるのではないかなどの心配があります。1999年英国Nature誌に、毒素遺伝子の挿入されたトウモロコシの花粉をチョウの幼虫に食ベさせると、幼虫が死亡したと報告された。直ちに人に危険であるとはいえないが、新しい基準の設定が必要だといわれています。
農薬の効かない雑草が
また農薬抵抗性の挿入遺伝子が雑草などに移り、農薬に抵抗性のある雑草が生まれてしまい、生態系を破壊してしまうのではないかなどと言われています。現に、トウモロコシでは農薬耐性の遺伝子が飛散し、周辺のトウモロコシが薬剤耐性になっていることが報告されています。雑草に薬剤耐性遺伝子が移った場合、さらに強い農薬が必要になり、生態系や環境を破壊する可能性があります。
バイオ食品は買わない
遺伝子組み換え食品の混入を防ぐことはむつかしく、遺伝子組み換え食品は入っていませんという表示があっても、混入していることは時々新聞等で問題になっています。
私たちは、自己防衛の手段として、表示を見て遺伝子組み換え食品が含まれていないという事を確認しておく方がよいでしょう。バイオ食品は売れないということをメーカーに示してゆくことも必要ではないでしょうか。
有機JAS農産物は日本ではもっとも安全な食品ですが、市場にはほとんど見られません。有機農家は安全でおいしい農産物を提供しようと思って必死に作っています。狭い日本で、周りがみんな普通の栽培をしている中での有機栽培は大変な苦労です。一般に、有機JAS農産物は、栄養も味もよいと思います。ちょっと高いですが、それだけの価値はあります。
外国産は、一般に危険が多い。国産を選びましょう。最近は生産者の顔がわかる農産物が増えてきました。減農薬とか減化学肥料などは比較的安全な農産物です。地元でとれた農産物を食べたいものです。
バナナはほとんど全て外国産で、輸出の前にたっぷり農薬を使っています。子どもには危険な食品の一つです。外国産オレンジやレモンも収穫前農薬散布が普通です。プルンも同じ。
テトラサイクリン系の抗生剤は、永久歯があごの骨の中で発育する出生直後から6、7歳頃までの期間に、内服や注射で使用すると、歯の象牙質に沈着する。永久歯が生えてくるまで着色は分からない。生えてきたときは茶褐色の汚れた感じの歯で、治療は削って歯冠をかぶせるしかない。
私はテトラサイクリンが層状に沈着した着色歯の標本の写真を見たときから、ミノマイやビブラは一切使っていない。最近は、マクロライド系のいい薬が出来ていてテトラサイクリンを使用しなくても十分対応できる。
マイコプラズマ感染症(いつも肺炎になるわけではないし、マクロライドが有効)に今も、テトラサイクリン系抗生剤はよく使用されている。永久歯があごの骨の中で発育する期間は絶対に使用すべきではない。
マクロライド系抗生剤は苦いので、薬を飲まない子はテトラサイクリン系を処方されることがある。ミノマイやビブラである。「マクロライドは苦いです。テトラサイクリン系はのみやすいが歯が茶色になりますよ」というと、「苦くてものませます」と全てのお母さんが言う。
カゼの原因の約80%はウイルス感染
カゼの原因は多くはウイルスです。ウイルスにマイシンは効きません。ですから、熱が出ても、のどがひどく赤いとか、咳や痰が多いとか、細菌感染を思わせる症状がなかったらマイシンはのまない方がよいのです。
マイシンの多用は有害
日本呼吸器学会は、成人気道感染症の指針で「かぜへの抗生物質の使用はできるだけ控える」としました。川崎医科大学 松島敏春教授は「日本の感染症指針は、海外に比べ10年遅れている」と述べています。
日本感染症学会も「かぜに抗生物質は無効。細菌性二次感染の予防目的の投与も必要ない」としています。
日本は欧米に比してマイシンを使いすぎています。マイシンを多用すると、耐性菌が増え、医療費が増加し、医療財源を圧迫します。
発熱したらすぐにマイシン服用は間違い
発熱しても、熱以外に特に症状がない場合は、マイシンは飲まない方がよい。3日間以上発熱熱が続く場合は受診しましょう。
マイシンをのむと、腸内細菌が死滅し、下痢を起こすことが多い。食欲もなくなります。まれに白血球減少などの激しい有害作用を起こすこともあります。
チメロサールとは
予防注射(不活化ワクチン)には細菌汚染を防ぐためチメロサールという水銀化合物(エチル水銀)が含まれています。
水俣病で問題になったのは、メチル水銀で、環境基準が決まっています。エチル水銀(チメロサール)には、環境基準はありません。メチル水銀より毒性は弱い。
ワクチン中の含有量は近年、減量され、乳児が三種混合ワクチンを3回(1回5μg/0.5ml)、B型肝炎ワクチンを3回(25μグラム/1回)受けても、合計100μgで、世界的なメチル水銀の基準以下になっています。はしか、風疹などの生ワクチンには含まれていません。
チメロサールと自閉症
以上の3点から、チメロサールと自閉症の関連は否定されていると思われます。
チメロサール無添加ワクチン
チメロサールにはアレルギー反応を起こす方がいます。その場合はチメロサール無添加ワクチンが望ましい。現在、チメロサール無添加ワクチンが発売されており、希望される方はその旨、医院の医師に申告するとよいと思います。