アクトヒブ=hibワクチン(インフルエンザ菌ワクチン)発売 2008.11.27

2008年12月1日 hibワクチンが発売になりました。しかし供給が限られ、事前登録しないと入手できません。対象は2ヶ月以上5歳未満、初回免疫は3回、追加免疫は1年後1回、7ヶ月以上12ヶ月未満児では、初回免疫2回、追加免疫1回。1歳以上5歳未満は1回接種。接種料は1回7500円前後。4回接種すると3万円となり、高価な点が問題です。接種時期は、百日咳・ジフテリア・破傷風3種混合ワクチンと同時に接種します。3種混合ワクチンは左、アクトヒブは右ということになります。強い副反応はなく、局所の晴れ、発赤、硬結などが多い。

ご希望の方は、直接かわらの小児科に申し込んでください。

予防接種を受けるスケジュール

満3ヶ月からBCG、三混

3ヶ月を過ぎたら、BCG、三種混合ワクチンを受けましょう。

注意! 2005年4月1日から6ヶ月以上の子どもさんは BCG接種を受けられません。

BCGの後、三種混合ワクチンを受けるのがよいと思います。百日咳は乳児が重症になりやすいのでBCGの後早くすませましょう。1年から1年半後に三種混合ワクチンⅠ期追加を受けます。

満3ヶ月からポリオワクチン

満3ヶ月からポリオワクチンが受けられます。春・秋に保健センターで接種を受けましょう。

満1歳、早くはしか・風疹ワクチンを!

1歳の誕生日になったら早く、はしか・風疹ワクチンを受けましょう。はしかは現在でも怖い病気です。年に20人位はしかで死亡しています。

はしか・風疹ワクチンのおすすめ時期は1歳から1歳3ヶ月に変わりました。

女性が妊娠中に風疹にかかったら、胎児が先天性風疹症候群にかかります。男児も受けておきましょう。

日本脳炎ワクチン

3歳すぎたら、日本脳炎ワクチンを受けるのがおすすめです。現在、接種勧奨中止中。新ワクチンができるのは2010年頃かといわれています。

スケジュールはずれ

子どもはカゼが多く、スケジュール通りに受けられないことが多い。医師に相談しましょう。少々時期がずれても大丈夫、効果はあまり変わりません。

はしか・風疹ワクチン接種法改定

対象 第Ⅲ期(中学1年生)、第Ⅳ期(高校3年生相当)

はしか・風疹ワクチンの接種機会が増える。中学1年生、高校3年生相当の学生について、今後5年間実施。これで、1歳から18歳までに2回接種することになる。

ここ数年、中学生から大学生、成人まで、はしかの小流行が続いていた。毎年、20人前後の死亡者がいる。大学でははしかの流行で、休校や学部閉鎖などがあった。新入生にははしかワクチン接種が入学の条件になっているところもある。アメリカからは、日本からのはしかの持ち込みに警告がなされていた。はしかワクチン2回接種は早くから望まれていたところだ。

副反応は、2回目の接種であればほとんどない。初めての接種であれば、2割位の人に発熱、発疹などがでる。その他の重篤な副反応はまれであり、受けておく方がよい。

三種混合ワクチンのⅠ期接種間隔の制限について

百日咳・ジフテリア・破傷風混合ワクチンのⅠ期接種間隔が3ー8週に制限されました。8週を超えた場合は、公費で接種されるが副作用が起こった場合予防接種法に基づく補償がされなくなりました。医薬品医療機器総合機構法に基づく補償はされるが少額になります。

さらに、上記のことを承認するという書類に親の署名が必要になりました。

厚生労働省は、3-8週以内の接種を実現しようとしているのでしょう。しかし、実際は乳幼児期は感染症が多いので、8週以内に接種できないことが多い。結局、やむなく8週を超えてしまった子どもに重大な副作用が出た場合は予防接種法に基づく救済がされないことになります。

現在の三混ワクチンは副作用が少ないので、実害はほとんどありません。しかし重要なことを一方的な通知一つで決められるのは許されないことではないでしょうか。

麻疹・風疹ワクチン接種時期が改善されました

■Ⅰ期 1歳から2歳未満
麻疹・風疹混合ワクチン又は、麻疹ワクチン、風疹ワクチン単独ワクチン。麻疹・風疹混合ワクチンを受けたくない場合は、単独ワクチンを受けましょう。期間は1年間と短いですから、1歳になったら早く受けた方がよい。

■Ⅱ期 小学校就学前1年間
麻疹・風疹混合ワクチン、麻疹ワクチン、風疹ワクチン単独ワクチンも可。

2歳以上の麻疹ワクチン、風疹ワクチン未接種者は、就学前のⅡ期麻疹・風疹混合ワクチン又は単独ワクチン接種まで待たなければなりません。
小学校に入学する前1年間に、全員、(例えば2007年)3月31日までに、麻疹・風疹混合ワクチン又は単独ワクチンⅡ期を受けましょう。

■副作用
麻疹・風疹ワクチンは、単独ワクチン接種に比して副作用が多いということはないと思われます。

麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)の定期接種大改定!

2006年(平成18年)4月1日からMRワクチンの定期接種が始まります。

□接種対象

■第1期 1才から1年間(生後12ヶ月から生後24ヶ月)、
和歌山市では、平成17年1月1日生まれ以降の人で
①麻疹・風疹のどちらのワクチンも受けていない人
②麻疹・風疹のどちらも罹患していない人
麻疹または風疹のワクチンを受けている人は、風疹または麻疹ワクチンを公費で受けることができます

■第2期 5歳~7歳まで、かつ就学前1年間(4月1日から翌年3月31日)で、次の項目のいずれかに該当する人
①麻疹・風疹ワクチンで第1期の予防接種を受けた人
②麻疹および風疹のどちらのワクチンも受けてない人で、どちらも罹患していない人

□平成16年以前出生者は早く接種を!!

今回の改定は、非常に大きな改定です。平成16年12月31日以前の出生の人は、18年3月31日までに麻疹・風疹ワクチンを受けないと以後は公費で受けることができなくなります。早めに受けましょう。
ただし、麻疹も風疹もワクチンを両方とも受けていない人で、どちらもかかっていない人は、5-7歳に(就学前1年間に)麻疹・風疹混合ワクチンを受けることができます。

誠に分かりにくい改定ですネー。

日本脳炎ワクチン三期接種は中止になりました

日本脳炎ワクチン三期接種中止

厚生労働省は、平成17年7月29日、日本脳炎に係る定期の予防接種の第Ⅲ期予防接種(14歳以上16歳未満の者)を廃止すると発表しました。
(施行日:公布の日/平成17年7月29日)

従って、日本脳炎ワクチン予防接種三期は今後受けなくてよいことになりました。

日本脳炎ワクチン接種勧奨中止になりました

日本脳炎ワクチン接種中止

日本脳炎ワクチン接種後に急性散在性脳脊髄炎が、平成3年以降14例(うち重症が5例)見られました。今回、人工呼吸器を使用しなければならない重症の患者が出たので実質的には中止となりました。現在の日本脳炎ワクチンは、マウスの脳を使用しており、マウス脳を使用しない新しいワクチンが出来る(約1年くらい?)まで、希望者のみ従来通り公費で受けることが出来ます。

新ワクチンを待っていたら、接種期限が切れる人は保健所に問い合わせて下さい。

急性散在性脳脊髄炎とは

ウイルスの感染後あるいはワクチン接種後に、稀に発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常接種後数日から2週間程度で発熱、頭痛、けいれん、意識障害、運動障害等の症状があらわれます。

ステロイド剤などの治療により完全に回復する例が多いが、運動障害など神経系の後遺症が10%程度あるといわれています。

日本脳炎ワクチンによる急性散在性能脊髄炎の発症率は

現行の日本脳炎ワクチン接種後に発症する危険性は、大体70~200万回に1回と考えられています。

山や川に行くときは長袖・長ズボン

発病者は年間10人以内。しかし毎年有毒蚊は出現しており、ワクチン接種をやめると発症者が増えると考えられます。

山や川、キャンプなどに行くときは、蚊に刺されないように注意することが重要です。長袖・長ズボンがよい。

日本は衛生状態がよく、有毒蚊は少ないが、東南アジアにも日本脳炎は多く注意が必要です。

日本脳炎はどんな病気

6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害、神経系障害を生じます。死亡率は約15%、てんかん、知能障害、麻痺などの後遺症が多い。

BCG接種期間・方法が変わります

以下の記事は、すでに変更されています。ご留意ください。2017年現在は、5ヶ月から12ヶ月にBCG接種をしています。

平成17年4月1日から、BCG接種対象者が6ヶ月未満になります。ツベルクリン反応を廃止して、BCGを直接接種します。

従来は4才未満でしたが6ヶ月未満になりますから、ご注意下さい。6ヶ月以上の子どもさんはBCG接種を受けることができなくなります。

平成17年3月31日までは、4才未満のこどもさんはツベルクリン反応後、陰性者にBCG接種を受けることができます。

4才未満のお子さんで、まだBCG接種を受けていない方は、できるだけ早めに受けましょう。

詳細は、中保健センター 073-433-2261
南保健センター 073-447-0310
西保健センター 073-455-4181
に、お問い合わせ下さい。

ワクチンは危険?

いまだに、ワクチンは危険だから受けるべきでないという人たちがいます。小児科医の中にもおられることは事実です。確かに、ワクチン接種によって脳炎などの重い病気になり後遺症状に苦しむ方がおられます。

しかし、たとえばマシンワクチン接種をやめると、マシン脳炎、肺炎は一挙に増えることは確実です。麻疹で死亡する子供も年間数百人となるでしょう。

昭和49年、百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)による死亡者があり、ワクチン接種を中止したところ、百日咳に罹患する子供が急増しました。それまで年間2~6人程度だったのが、年間20人から41人も死亡することになりました。死亡しなくても、百日咳脳症で後遺症を残した子供も多数います。

ワクチンによる副作用は減らさなければなりませんが、接種をやめると犠牲者が増えることは確実です。その後百日咳ワクチンは改良され、以後死亡者はなくなりました。現在のジフテリア・百日咳・破傷風ワクチンは非常に安全なワクチンです。怖がらずに受けた方がよいと思います。

予防接種法に決められたワクチンはおすすめで、受けておいた方がよい。