福岡県保健衛生課は14日、太宰府市で行ったブタの血液定期検査(12日)で、対象の10頭すべてから日本脳炎ウイルスが確認されたと発表した。感染防止策など、注意を呼び掛けている。調査したブタの半数以上の感染が確認された約2週間後に、日本脳炎の患者が発生するケースもあるという。
同課は「過労を避け蚊に刺されないようすると共に、水たまりの除去など蚊が発生しにくい環境を作って」と呼び掛けている。
註:毎年、豚の日本脳炎ウイルス抗体が調査され、豚での感染が報告されています。日本脳炎は発症する人は少ないが発病者はいます。発病すると対症療法しかなく、後遺症が残ったり、亡くなったりします。