対象 第Ⅲ期(中学1年生)、第Ⅳ期(高校3年生相当)
はしか・風疹ワクチンの接種機会が増える。中学1年生、高校3年生相当の学生について、今後5年間実施。これで、1歳から18歳までに2回接種することになる。
ここ数年、中学生から大学生、成人まで、はしかの小流行が続いていた。毎年、20人前後の死亡者がいる。大学でははしかの流行で、休校や学部閉鎖などがあった。新入生にははしかワクチン接種が入学の条件になっているところもある。アメリカからは、日本からのはしかの持ち込みに警告がなされていた。はしかワクチン2回接種は早くから望まれていたところだ。
副反応は、2回目の接種であればほとんどない。初めての接種であれば、2割位の人に発熱、発疹などがでる。その他の重篤な副反応はまれであり、受けておく方がよい。