2005年10月28日、京大保健管理センター 川村孝教授らのグループが発表
水うがいが有効
グループは2002年~2003年冬に、全国で18~65歳の計約380人のボランティアを、水うがい▽ヨード液うがい▽何もしないの3群に分けて2ヶ月間追跡調査。うがいは15秒以上を2度、1日3回以上実施した。
その結果、水うがい群は何もしない群に比べて風邪の発症が4割減ったという。
ヨード液うがいは無効
一方、ヨード液群には、グループの予想に反し、はっきりした予防効果がみられなかった。ヨードうがい液を販売している明治製菓(東京)は、のどを殺菌・消毒する治療薬であり、風邪予防効果はもともとPRしていないといっている。
お茶も有効か
お茶のカテキンは、細菌やウィルスが粘膜に付着するのを防ぐので、お茶によるうがいも効果があるのではないかと考えられる。番茶、ほうじ茶、紅茶もいいのでは。
予防には水うがい、風邪を引いたらヨード液うがいを