子どもの発熱

37.4度で保育園早退!?

37.4度までは発熱とは言いません。これは小児科医の常識です。たとえば、予防接種の時、37.4度までは他に異常がなければ予防接種ができます。これは厚生労働省が認めた公式見解です。37.4度以下で保育園を早退させるなど非常識です。

37.5度から37.9度までは微熱と考えています。微熱ということはこの体温では様子を見るということです。次に測ったとき37.4度以下なら、そのまま様子を見てよいと思います。

従って、37.4度以下なら子どもの様子を見るだけでよいし、37.9度以下なら心配ないと子どもに告げて、しばらくしてもう一度体温を測ればいい。早くから病気じゃないかとか心配するようなことを子どもにいわないほうがいいでしょう。

38度以上は発熱

38度以上の場合は、家から外に出さないようにして静かにしているのがいいと思います。他に異常がなく、元気で、食欲もあれば、そのまま様子を見るのがいい。多くはカゼですから、病院に行っても冷やして下さいと言われるだけです。ウイルス性のカゼにマイシンは効きませんから。3日以上発熱が続けば受診が必要です。

39度を超えたら、心配な様子があれば救急受診する方がよいでしょう。

解熱剤は病気を悪くする

解熱剤(熱さまし)は、免疫力を落とし、病気を治りにくくします。できるだけ使わない方がよい。強力な熱さまし(非ステロイド系)は、病気を悪化させます。たとえば、インフルエンザ脳症に非ステロイド系解熱剤を使うと、死亡率が14倍にもなります。

高熱だけで脳障害を来すことは普通はありません。脳障害を来すのは、高熱の原因が髄膜炎や、脳症・脳炎であることがあるからです。高熱で脳障害を来すなら、インフルエンザ流行の後は脳障害者がいっぱいいることになるでしょう。

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