喫煙はニコチン依存症

たばこの煙は一種の雰囲気があります。紫煙をくゆらす主人公、未だにテレビにもよく出る風景です。何となくあこがれて、小生も一時喫煙者でした。

タバコはドラッグ

愛煙家はタバコは個人の嗜好の問題だから誰もそれをとやかく言うことはないといいいます。確かに本人は嗜好で吸っているのだからかまわいませんが、くさい煙を吸わせられる周りの人は被害者です。その上副流煙を吸っても、肺ガンの危険その他多くの害を被ります。

しかもたばこは本人は好きで吸っているつもりでも、ニコチン依存のために吸わずにいられなくなって吸っているのです。本人はたばこを吸うと能率が上がると思っていますが、現実はニコチン中毒になっていてたばこを吸わないと能率が上がらなくなってしまっているのです。タバコは嗜好品ではなく、薬物でありニコチン依存症を起こすドラッグであるということが分かっています。愛煙家もまたタバコ依存症という病気にさせられ、タバコ関連病で苦しめられているのです。

喫煙者の肺ガン死は4.5倍

今日本では、肺ガン死が年間5万2000人、その8割はタバコが原因と言われています。タバコは肺ガンの主たる原因であり、単なる原因の一つではないのです。愛煙家は事実を知らされず、タバコ会社のために日々せっせとたばこを吸っているのです。多くの日本人がたばこを吸い始めたのは30年くらい前からで、今後肺ガンがどんどん増えることは確実です。今や、日本で一番多かった胃ガンを抜いて癌死のトップです。欧米では、政府が積極的にタバコ規制に取り組み、すでに肺ガン死は減少し始めています。

タバコ関連死亡が年間10万人、受動喫煙でも1000人から2000人が肺ガンで死亡しているということです。

国民の健康よりたばこ税

日本では、財務省が税収目当てでタバコ規制対策に消極的です。しかし、実態は税収が2兆7500億円、タバコ関連病・火事などによる損失が5兆6000億円、マイナス2兆8500億円と損失の方が大きい。その上、癌死に家族を奪われ、慢性肺疾患、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気を引き起こし、本人・家族に苦痛と悲しみをもたらします。

アメリカにおけるタバコ訴訟では、タバコ会社が負けて、30兆円もの和解金が支払われ、米タバコ会社は存亡の危機にあるとのことです。

狙われる若者

日本たばこ産業の販売戦略は今、若年者にいかに売るかに絞られています。しかも日本では、タバコ自動販売機が野放し状態です。さわやかイメージやファッショナブルイメージ、軽いタバコを売りにしています。女子や若者で喫煙者が増えていることは問題です。若年ほどニコチン依存になりやすく、短期間に依存症になります。そして若年者ほど早く発ガンします。

タバコ対策先進県和歌山

和歌山県は「タバコ対策指針」を作り、全国に先駆けて2002年4月公立学校敷地内禁煙に踏み切りました。WHOの「タバコ規制枠組み条約」、日本の「健康増進法」など禁煙の大潮流に乗って、健康日本一に向かって様々の努力がなされています。

和歌山市医師会では、禁煙教育ボランティアの会を結成し、医師以外にもボランティアを募り、市内小学校への禁煙教育を始めました。小生もその一員となって、講演に行っています。

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